カンボジアの首都”プノンペン”に行ってみました！
こんにちは！
１月の初めに東南アジアで成長著しい国、カンボジアの首都「プノンペン
」に行ってきました。
そこでカンボジアについて少し・・・
”カンボジア”は通称で正式にはカンボジア王国と言います。
東南アジアのインドシナ半島南部に位置する立憲君主制国家のASEAN加盟国で
通貨はリエルが現地通貨ですが、ほとんど米ドルが流通し使われていました。
人口は1,5８０万人くらいで、国土面積は約18.1万㎢で日本の約半分です
カンボジアと言えば「アンコールワット」が有名ですが、アンコールワットがあるのは”シュリムアップ”と言う都市で
首都はプノンペンです。
南はタイランド湾に面し、西はタイ、北はラオス、東はベトナムと国境を接しています。
国民の90%以上が、クメール語（カンボジア語）を話し、宗教は仏教を奉ずるクメール人（カンボジア人）がほとんどです。
食はもちろんカンボジア料理ですが、タイ料理や西洋人も多いので必ずレストランには、カンボジア料理と西洋人向け洋食メニューがありました。どれも結構美味しくて満足でした！でも屋台などのローカルフードは食べれませんでしたが・・・笑
今回のカンボジア渡航の目的は、カンボジアのリサイクルショップの視察と不動産事情の調査でした。
実際に現地で見たり聞いたりするのは本当に大事で、全てがびっくりすることばかりでしたね〜
とりあえず不動産・・・
まず、カンボジアの土地で正式に不動産”登記”がなされているのは、わずか３割くらいで
残りの７割は誰が本当の持ち主かわからないようないい加減な土地ばかりなのです。
当然我々日本人は土地を買うことはできませんが、例えばカンボジアで商売をしたい時には物件を賃貸します
その時の物件選びが大変なのです！
まず、登記されている物件を探すのにも苦労しますが、もしいい物件でも物件のオーナーのカンボジア人がいい加減だったり
常識の通じなさそうな人がオーナーだったりする事が少なくないらしいです。
向こうで聞いた話しでは、ラーメン屋をオープンしようと物件を借りて、お店仕様に店内を工事し、いざオープンって時に
知らない人がいきなり来て「ここは私の物件だ！勝手に何をやっているんだ！」
とかってめちゃくちゃ言ってくる人がいるそうです！笑
でも実際、登記書類が偽造で、めちゃくちゃ言ってる人が本当のオーナー
そんな状況がオープン前になったのでは、もうお店どころじゃありませんよね？
当然また時間もかかるし、お金の問題もでてくるしで、仕方なくカンボジア進出を断念する企業も少なくないそうです。
または、フィリピンなどで日本人が買っているような、コンドミニアムも注意が必要で
建つ前に購入するのですが・・・実際に建つかどうかも問題ですが、建ったとしてもそのあとのマンションのメンテナンスや管理体制に不安がまだまだ大きいそうです。
日本の建設物で日本の大手不動産企業が管理する物件ならまだいいですが、今のカンボジアではまだ日本企業のマンションが建つのは
今からの話しでしたね〜
次にリサイクル市場ですが
まず、カンボジア人の給料は一般人の平均で月に日本円にして２万円〜３万円が現在の相場だそうです。
飲食店のようなサービス業なら１万円くらい
外国語を話せたり大学卒のエリートでも５万〜７万とか、１番待遇がよさそうなのが公務員でしたね！それでも８万くらい
そんな中でカンボジアのリサイクルショップではまあまあな金額で日本の中古品が売られていました。
例えば、日本から来た洋服や靴、鞄など衣類関係やコップやお皿などの食器類
それはまさに、いつも解体現場から出てくる食器棚の中にある皿やコップ、クローゼットから出てくる洋服でした
そして、その食器棚やクローゼットまでもがいい値段で売られているのです！
日本では全部処分してしまっている物ばかりです。
ターゲットはカンボジアの一般人以上富裕以下の公務員くらいの層の人たちが買いに来るのでしょうね。
このような現実を実際に見ると、ゴミを扱う者として本当に考えさせられました
まだまだ分別をしてリユースできるものは極限まで行い、少しでも地球の環境のために貢献したいと
本気で思っちゃいますよね〜！
でも、こう思うだろうな〜と期待してカンボジアに来たつもりでしたが
想像以上に感動したことにびっくりしました！
あとはとにかく人が多く活気がありますね！
こう言っちゃなんですが、みんな何の不安もないような顔して、その日を生きれれば幸せだと思っているような感じをうけました。
日本人のように先のことばかり気にして、不安な事ばかり考えて、将来が不安で、子供を作らなかったり、お金を溜め込んだり
そんな悩みはカンボジア人にはないんでしょ〜ね！笑
そうゆう所、日本人は絶対に見習うべきですよね〜〜
日本人が皆そんな風に変わればもっと面白い国になるんだろ〜なぁ〜〜
と、帰りの飛行機の中で壊したお腹を抱えながら考えていました。。
